日常の風景(その2)

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世界で最も有名な「キャラクター」です。
商業的成功があまりにも大きいため、かの地では国を挙げて著作権の保護につとめています。
アニメで育った世代は特定のキャラクターが彼らの世界観の一部、または大部分を占めていたりします。
架空の存在にも関わらず、これを見た人は擬人化された「ある印象(=正義、健全、夢、ファンタジー、・・・)」を連想しなければなりません。


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ちょっとクラシックな例ですが「セックスシンボル」と呼ばれるものもあります。世の男性はこれを見たならすぐさま性的な内容を連想しなければなりません(でした?)。


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「OS」の操作はまさにシンボル(アイコン)がそれぞれ何を意味するかを正確に記憶して、必要な動作を命令することにあります。
MS-Wordはクリエイティブな表現という用途には絶望的に不向きですが、就職で不利とならないよう操作を覚えなければなりません。


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コンピュータが得意だと言うのは一見スマートで現代人の条件のように思われますが、決められたプログラムに従ってボタンを押しているという点ではロボットと同じです。
これらのシンボルやお約束事があなたに要求する「反応」はあなたが自分の意志で選択したことでしょうか。企業や政府などの影響力を持つ他者によってプロモートまたは強制されたものです。

素直なあなたは彼らにとって都合のいいように大量製造された「T○○○型コンシューマー」のひとりということになります。

(誤解されると困りますが、私はアナーキストではありません。)