レクチャー&ワークショップ


以下は過去の開催内容です。



体験 シャルル・バルグ ドローイングコース


bargue_web
シャルル・バルグの「ドローイングコース」は19世紀半ばのフランスで、学生の美的感覚を養う目的で作られた手本集です。手本は石膏像や人物をモデルに描かれた「絵(リトグラフ)」であり、学生は順を追ってこれらを写していくというものです。
アカデミックで保守的な練習法に聞こえるかもしれませんが、革命家とみなされるゴッホやピカソもこれに学んだ時期があったようです。明快で端正な輪郭線、幾何学的に単純化された陰影は、モデルの個体差を超越した「普遍的な自然の美」を示してくれます。
本講習では、「ドローイングコース」の中からいくつかのページを模写してみます。日本式にゴリゴリと描いた黒いデッサンに慣れてしまった我々の目には新鮮に映ることでしょう。





美術講座「アンフォルメルとは」+ワークショップ


気持ちの赴くままに材料を組み合わせ、絵具を塗りたくる。目の前のモチーフやモデルではなく「あなた自身」を表してみる。
20世紀半ばに起きたアンフォルメル(=非定型絵画)運動を理解し、実際に作品を作ってみましょう。初日のレクチャーでは、スペインのアンフォルメル作家をスライド・ビデオを用いて紹介します。

スライド・ビデオ
Millares 1961-70

アンフォルメルサンプル





美術講座「モダンアートの入口へようこそ」


ポロック

現代アートはどのようにして生まれたのか。キュビズムやフォービズムなどのヨーロッパ近代絵画から、アメリカ現代アートの多種多様な表現にいたる流れを紹介します。一見、デタラメ(?)をやっているように見えて、じつはそれなりの理屈があるのが西洋絵画の世界です。
自分と無関係の特殊な世界と切り離してもいいのですが、「理論」や「背景」を知ると意外と共感できるところがあるかもしれません。





絵描きのデジカメ&フォトショップ講座


デジタル一眼レフ写真
スクリーンショット2

「デジタル一眼レフを持っているけど、使い方がイマイチよく分からない。」
「いつもオートで撮ってるので同じような写真になってしまう。」
「撮影した写真の見栄えを良くしたい。」
このような悩みを持つ方のために、この講座ではデジタル一眼レフの初歩を学びます。
「デジタル一眼レフ」または「ミラーレス一眼」をお持ちの方が対象です。
撮影した写真は”Photoshop Elements” に取り込み、絵画制作の一助として基本的な画像補正の方法も学びます。






技術講座「体験テンペラ画」


画材というものは「店で製品を買う」だけでなく、意外と「自分で作る」ことができるものです。本講座では、油彩画が主流となる以前に使われていたテンペラ絵具を作ってみます。タマゴと顔料で絵具を練り、作画も行います。
絵具の元となる顔料に触れることは、材料に対する理解を深めるいいきっかけとなるでしょう。

テンペラ画デモンストレーションテンペラ画ステップ





美術講座「パース解体!キュビズム絵画」


キュビズム絵画作例

「抽象的な絵はどうも難解で・・・」
「カタチにとらわれず自由に描いていいと言われても・・・」
大丈夫です。そのワケノワカラナイ絵画がなぜ生まれたのか?
今回は20世紀初頭に生まれ、絵画にとどまらず、あらゆる分野に影響を与えた「キュビズム」を解説します。
ワケを理解したら、実際にやって(描いて)みます。一度は「キュビスト」の気分を味わってみるのもいいでしょう。





美術講座「シュールレアリズムとは」


「シュールな」=「奇抜な」「意味不明な」といった使われ方が多いですね。
語源となる「シュールレアリズム」は20世紀初頭の芸術運動ですが、今でも多くの芸術家に示唆を与え続けています。
本講座では、スライド/ビデオによるレクチャーを通じて作品やその背後にある理論を知り、「意味不明」に見える「シュールレアリズムの意味」を探ります。演習を通じて「シュール」を生み出す方法を体験していただきます。

シュールレアリズムーチェコ Karel Teige





技術講座「パース(透視図法)講習」


漫然と技法書を眺めていても身に付きません。手を動かして練習をしましょう。スライドによる解説と、演習問題を用意しております。
1 空間の正しい描写ができるようになること
2 空間へ人物を配置し、自然な合成ができるようになること
を目指します。

「実践は強固な理論のもとでのみ構築される。遠近法こそその道標であり、入り口でもある。遠近法無しではこと絵画に関して期待できるものは何もない」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
various-perspective





技術講座「色彩理論講習」


当講座ではマンセル色立体に関する知識を習得し、実際の混色に結びつける練習をします。いままで「何となく経験とカンで」混色していたのが、「方針を立てて」混色出来るようになります。目的の色を作るのに、パレットに出す色数が少なくてすむことに驚くでしょう。
①理論の講義に加え、②絵の具を用いた混色練習も予定しております。
「システマティックな色彩の表記を使って、無秩序な色彩の世界から旅立ちましょう」(「色彩の表記」アルバートマンセル)

 
色彩理論演習_web





ワークショップ「オリジナルTシャツを作る」


自分でデザインしたTシャツを着て街へ出かけるといつもと何か違う気分に浸れます。
スクリーンは自宅へ持ち帰り繰り返し使用できます。


 




ワークショップ「手製キャンバスを作る」


ニカワとせっこうで手製キャンバス作り(古典下地)を体験します。
材料の知識は絵描く面白さをアップしてくれますし、自分で作ったキャンバスは愛着もわくものです。
一度覚えてしまえば、自宅でも(たとえば色付きキャンバスなども)作ることができるようになります。


 




技術講座「観察するココロ」


カタチやトーンをとらえるためには? →見えた通りひたすら根性で描く!・・・ではあまり知的ではありませんね。
見たままを描くのに必要な「原理」を学んでいただきます。







美術史講座「やさしい西洋美術史」


ルネサンスから印象派までの流れを主に人物画にスポットを当てて追ってみます。
大ざっぱでもいいですから歴史観を持つと鑑賞の興味がぐっと増します。また、名画の名画たるゆえんを知ることは絵を描く上で大切なことです。

スライド1
スライド2
 


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